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2025 .12 .19

二学期最終日の振り返り──オルタナティブスクールの学びを実感する一日

2025年12月19日(金)

スコレー二学期最終日。

 

朝のレクの輪は、マジカルバナナで大盛り上がり。

 

笑い声が響く中、二学期最後の朝が始まりました。 

 

スコレー秘境散策──地域を知る

10時からは散歩の時間。

 

今日は「スコレー秘境散策」と題して、普段あまり行かない場所を探検しました。

 

町内会長さんの家では、軒先に大根が干してある様子を見学。

 

竹林のスコレーがある穂井田地域は、昔からネジ干し大根が名物だったそうです。

 

昔ながらの知恵を、目で見て学びます。

 

鶏小屋の廃屋を通り、来年の初夏から米づくりを始める予定の田んぼも見て回りました。

 

冬の青空の下、みんなで歩く時間。

 

自分たちが暮らす地域を、改めて知る機会になりました。

 

二学期を振り返る

スコレーに戻ってからは、二学期の振り返りの時間。

 

9月から12月までの活動の写真を見ながら、一人ひとりが感想を語りました。

 

  • 「山登りが楽しかった」
  • 「ジーノ(10月まで働いてくれていたスタッフ)のお別れが寂しかった」
  • 「散歩でいろんな場所に行けた」
  • 「竹灯籠まつりが達成感があった」
  • 「ラーメンづくりが美味しかった」
  • 「クリスマスパーティーが盛り上がった」

それぞれの心に残った出来事が、言葉になっていきます。

夢ボード(年度初めに立てた目標)も振り返り、充実した活動ができていたことを確認しました。

 

チーム探究の打ち上げ──それぞれのスタイルで

午後は、各チームの打ち上げ。

 

チームαは、ノンアルコールワインで乾杯。

グラスの違いを確認しながら乾杯

 

探究活動で学んできたワイングラスの違いを活かして、色んな形のグラスで香りの違いを比べていました。

 

「このグラスの方が、香りが立つね」

 

学んだことを実践に活かす姿勢が、自然と身についています。

 

チームBlaboは、餅米を蒸して自作のあんこを乗せて食べる和のスイーツ。 

 

蒸した餅米に自作の餡子

 

もちもちの食感と、甘いあんこの相性が抜群です。

 

スコレーのケーキ職人がそれぞれのチームに自作ケーキを

そして今回、各チームの代表が事前にスコレーっ子に、依頼して作ってもらったケーキが登場。

 

スコレーのケーキ職人自ら取り分けます

チームαにはチーズケーキ、チームBlaboにはシフォンケーキ。

 

「すごい、本格的!」 「めっちゃ美味しい!」

 

プロ顔負けの出来栄えと味に、みんなから感嘆の声が上がりました。

 

グラスを掲げて、「二学期、お疲れ様!」と乾杯。

 

それぞれのチームが、それぞれのスタイルで二学期を締めくくりました。

 

体験重視の学びを振り返る

羊毛でアクセサリーを作っています

スコレーの二学期を振り返ると、そこには多様な学びが詰まっています。

 

  • 体験を通じた学び──伝統技術、料理、農作業、探究活動
  • 地域との繋がり──町内会長さんの知恵、地域資源の活用
  • 仲間との協働──年齢を超えた助け合い、チームでの活動
  • 振り返りの習慣──自分の成長を確認し、次に繋げる

 

教科書だけでは学べない、生きた知恵と経験。

 

それを仲間と共に積み重ねていく日々が、スコレーにはあります。

 

冬休みを経て、三学期へ

二学期が終わり、冬休みへ。

 

それぞれが家族との時間を過ごし、また三学期に新たな学びを始めます。

 

見学・体験をお待ちしています

玉ねぎとったどー

竹林のスコレーでは、こんな日常が続いています。

 

  • 子どもに多様な体験を積ませたい
  • 振り返りを大切にする教育に関心がある
  • 体験重視・自然重視の学びの場を探している
  • 画一的でない教育に興味がある
  • フリースクール・オルタナティブスクールを検討している

 

子どもたちの表情や、環境をぜひ見にきてくださいね。

 

 

東京や大阪、都市部からの山村留学も受け付けています。