2026 .07 .08
倉敷市で不登校でも出席扱いになる仕組みとは?竹林のスコレーの場合
倉敷市でも、竹林のスコレーの利用は出席扱いの対象になります。
竹林のスコレーを利用することは、倉敷市内の小中学校でも出席扱いの対象になっています。
岡山市、福山市も出席扱いになっているケースがほとんどです。

ただし、利用すれば自動的に出席扱いになるわけではありません。
保護者から在籍校への申し出、学校と教育委員会との連携、そして最終的な校長の判断という手続きを経て決まります。
2025年10月、倉敷市教育委員会の方針がまとまったことで、この仕組み自体は利用できるようになりました。
出席扱い制度とは?文部科学省が定める仕組みと要件
出席扱い制度は、学校以外の場所での学びを、在籍校の出席日数として認める仕組みです。
平成28年に成立した「教育機会確保法」(義務教育の段階における普通教育に相当する教育の機会の確保等に関する法律)に基づき、学校外での多様な学びを尊重する国の方針として広がってきました。
文部科学省の通知では、主に次のような点が確認されます。
- 保護者と学校との間に十分な連携・協力関係があること
- 民間施設での学びの内容を、学校や教育委員会が把握していること
- 学習の状況を学校側が定期的に確認できる体制があること
- 校長が対面指導や学習状況の把握に努めていること
- 出席日数への算入が、子どもの自立を助ける観点から判断されること
これらはあくまで国の基準であり、実際にどう運用するかは自治体や学校によって異なります。
竹林のスコレーで出席扱いになるまでの手続き(3ステップ)
倉敷市在住で竹林のスコレーを利用する場合、出席扱いになるまでにはおおむね3つの段階があります。

- 竹林のスコレーの利用登録をする
- 在籍校の担任の先生にスコレーを利用していることを伝え、出席扱いの希望を伝える
- 在籍校からスコレーに連絡が入り、出席扱いになる、もしくは訪問視察がある。
最初の一歩は、保護者から在籍校へ申し出ることです。
スコレー側から直接手続きを進めることはできません。
この方針が決まった経緯や、倉敷フリースクールネットワークと教育委員会とのやり取りについては、以前の記事「竹林のスコレー倉敷市でも在籍している小中学校で出席扱いになる方針になりました」でも紹介しています。
岡山市と倉敷市、出席扱いの運用はどう違う?
竹林のスコレーは、倉敷市よりも先に岡山市で出席扱いの実績を重ねてきました。

| 岡山市 | 倉敷市 | |
|---|---|---|
| 出席扱いの経緯 | スコレー開校(2023年4月)時から出席扱いの実績あり | 2025年10月、倉敷市教育委員会の方針決定を受けて対象に |
| 対応している学校数 | 小学校4校・中学校1校(計5校) | 小学校4校、中学校1校(計5校) |
| 学校への報告方法 | スコレーから月末に利用日・活動内容をまとめて報告 | 教育委員会からの訪問視察を経て学校に結果報告 |
| 保護者がまず行うこと | 在籍校への申し出 | 在籍校への申し出(同じ流れ) |
倉敷市内の利用してくれている児童も増えており、在籍校との連携が進んでいます。
出席扱いになっても知っておきたい注意点
出席扱いは、申し出さえすれば自動的に決まるものではありません。
最終的な判断は、在籍している学校の校長が行います。
また、出席扱いと成績評価(内申点)は別の仕組みで判断されます。
出席日数が増えることと、進路や評価が変わることは、必ずしも同じ意味ではありません。
自治体や学校によって運用の細かな違いがあるため、同じ倉敷市内でも学校ごとに対応に差が出る場合があります。
申し出から結果が出るまでには、学校・教育委員会とのやり取りの分だけ時間もかかります。
よくある質問
Q. 出席扱いになれば、在籍校に必ず戻れますか。
出席扱いは出席日数に関する仕組みであり、進路や在籍校への復帰を保証するものではありません。
Q. 岡山市在住でなくても対象になりますか。
竹林のスコレーは岡山市・倉敷市、福山市で出席扱いの実績がありますが、最終的な判断はお住まいの自治体と在籍校によります。まずは在籍校にご相談ください。
Q. 出席扱いになるまで、どのくらいの期間がかかりますか。
学校から教育委員会への連絡や訪問視察といった手続きがあることがあります。そのため、申し出から出席扱いになるまでの期間は、差が出ることがあります。
ただ、在籍校で出席扱いと承認されると、利用日を遡って出席扱いにしてもらえることが多いです。
例)5月1日から利用。6月1日に在籍校で出席扱いに認定した場合、5月の利用日も出席扱いとして計上される。
Q. 手続きはスコレー側で進めてもらえますか。
最初の申し出は、保護者から在籍校へ行っていただく必要があります。その後の学校・教育委員会とのやり取りについては、スコレーとしても利用状況の報告などで協力します。
まとめ
倉敷市の仕組みにより、竹林のスコレーの利用は出席扱いの対象になり得ますが、決まった手続きを経る必要があり、最終判断は在籍されている小中学校の校長が行います。
岡山市ではすでに5校で出席扱いの実績があり、倉敷市もこれから運用が広がっていく段階です。
スコレーでの実際の日々の様子は、田植え体験の記事やチーム探求の一日の記事でも紹介しています。あわせてご覧ください。
竹林のスコレーの日々の様子は、Instagram(@chikurin_schole)でも発信しています。ぜひフォローしてみてください。





