2026 .07 .14
フリースクールと学童の違いとは?不登校時の選択肢としての比較
「学童とフリースクール、うちの子にはどちらが合うんだろう」——お子さんが学校に行きづらさを感じ始めたとき、多くの保護者の方がこの疑問にぶつかります。
結論から言うと、学童は主に「放課後の預かり」を目的とした施設。
フリースクールは学校に行きづらい子どもの「日中の居場所・学びの場」、もしくは、「公立の学校とは異なる教育方針をとっている学びの場」となる民間の施設です。
この記事では、それぞれの違いと、不登校気味のお子さんにとってどちらが選択肢になり得るかを解説します。

学童保育とは?
学童保育(放課後児童クラブ)は、共働き家庭などの小学生を対象に、放課後や長期休みの時間を安全に過ごせるよう「預かる」ことを目的とした児童福祉法に基づく事業です。
学校に通っていることが前提となっているケースが多く、平日の日中(授業時間中)の居場所としては想定されていません。
フリースクールとは?
フリースクールとは、様々な理由で学校に通うことが難しい子どもが、自分のペースで学び・過ごせる民間の教育機関であり、公立の学校とは異なるカリキュラムや教育方針を持っている施設になります。
学校教育法上の「学校」ではないため、通う義務や決まったカリキュラムはなく、施設ごとに活動内容は大きく異なります。
年齢や学年に関わらず、平日の日中から利用できる施設が多く、学校を休んでいる間の居場所として選ばれています。
フリースクールと学童の違い?
| 項目 | 学童 | フリースクール |
|---|---|---|
| 法的な位置づけ | 児童福祉法に基づく事業 | 法的な位置づけの定めはない民間施設 |
| 主な目的 | 放課後の預かり | 学びの場・居場所 |
| 利用できる時間帯 | 主に放課後〜夕方 | 平日の日中から利用可能な施設が多い |
| 学校を休んでいる日の利用 | 想定されていないことが多い | 可能(むしろ主な利用理由) |
| 出席の扱い | 対象外 | 一定の条件を満たし、学校長が認めた場合に出席扱いとなることがある |
| 活動内容 | 遊び・宿題の時間など | 自然体験・探求活動など、施設独自のカリキュラムを持つ |
不登校気味のお子さんには、フリースクールが選択肢になります
学校に行きづらさを感じているお子さんの場合、平日の日中に過ごせる場所として、学童は現実的な選択肢になりにくいのが実情です。
フリースクールであれば、学校を休んでいる時間帯でも通うことができます。
また、学校と連携するなど文部科学省の示す要件を満たし、最終的に学校長が認めた場合には、フリースクールへの通所が学校の出席として扱われるケースもあります。
※判断は学校ごとに異なります。
詳しくは「不登校でも出席扱いになる仕組みとは」をご覧ください。
フリースクールの中には、竹林のスコレーの「山村留学」のように、1週間程度の短期から自然の中でじっくり過ごせるプログラムもあります。
「まずは日常から離れて試してみたい」という方は、こちらも選択肢の一つです。
よくある質問

フリースクールと学童について、保護者の方からよくいただく質問をまとめました。
Q. 学童とフリースクールは、併用することもできますか?
施設によって異なりますが、目的が異なる仕組みのため、併用している家庭もあります。
低学年のうちは放課後だけ学童を利用し、学校に行きづらい日中はフリースクールを利用する、という組み合わせも考えられます。
Q. フリースクールに通えば、必ず学校の出席として扱われますか?
自動的に出席扱いになるわけではありません。
学校との連携など一定の要件を満たした上で、最終的に学校長が判断します。
Q. フリースクールに対象年齢や学年の決まりはありますか?
施設によって異なりますが、小学生から中学生まで、学年を問わず受け入れているところが多く見られます。
対象年齢は施設ごとに確認が必要です。
Q. 学童とフリースクールでは、活動内容にどんな違いがありますか?
学童は主に宿題や自由遊びの時間が中心です。
フリースクールは自然体験や探求活動など、施設独自のカリキュラムを持つところが多くあります。
Q. まずは何から始めればいいですか?
多くのフリースクールでは、見学や体験入所を受け付けています。
雰囲気を知りたい場合は、まず見学に行ってみることをおすすめします。
竹林のスコレーってどんなところ?

竹林のスコレーは、岡山県倉敷市玉島にある、里山の自然の中で農作業や動物の飼育もできる子どもたちの主体性を尊重した過ごすフリースクールです。
異学年の仲間との関わりや、自然体験を通した学びを大切にしています。
たとえばチーム探求の一日では、子どもたちがあんこ作り、編み物部、ソーセージ作り、プログラミングでのゲーム作りなど、思い思いのテーマに取り組みました。

「まずはどんな雰囲気か知りたい」という方は、見学からお気軽にお越しください。
📷 竹林のスコレーの日常は、Instagram(@chikurin_schole)でも発信しています。
子どもたちの様子とスコレーの活動、気になる方はぜひのぞいてみてください。





