当たり前から飛び出そう、竹林のスコレー中学部

令和7年度からスコレー中学部がスタートしています。

令和7年1学期の時点で、3人の中学生が利用しています。

 

中学部では、教科学習の時間も設けながら、社会に出てそれぞれの才能を発揮して活躍できるように職業体験や社会との接点をつくっていっています。

 

自然環境と地域のつながりを活かしたスコレー中学部の特色

自然の中で生きる力を育むをコンセプトにしている竹林のスコレーでは、小さい頃は五感を通じて感性を養うことを大切にしたい。

 

しかし、中学生になると社会に出る準備も必要になりますよね。

 

  • 自分のやりたいことを見つける
  • 自分の得意なこと、不得意なことを知る
  • 他者とつながり、社会の仕組みを知る
  • 人間関係を養うコミュニケーションを身につける
  • 基本的な読み書き計算、論理的思考を学ぶ
  • チームで働く、協力する経験をする。

 

など、いろんなことが求められてくると思います。

 

スコレーでは、豊かな自然環境と地域のつながりの中で、上記のような力を育む体験ができるようにしていきます。

 

ぷち丁稚 斜めの関係を育む職業体験

スコレーでは職業体験を大切にしています。

マスターの新川さんと記念写真

 

さまざまな現場を見て体験し、スキルを持った大人から実際の話を聞くことで、自分の得意なこと、苦手なことを知ることができます。

 

また、どんなことに興味関心があるのかも氣がつきますよね。

 

焼肉朱里苑さんでのぷち丁稚の様子(職業体験)

令和7年度の1学期は、設立時から応援していただいている焼肉屋さん、焼肉朱里苑さんにぷち丁稚の受け入れをしていただきました。

 

 

受け入れしていただいた焼肉朱里苑さん、どうもありがとうございます。

 

朱里苑さんの公式サイトは、下のボタンから。

 

 

斜めの関係 氣の合う大人と子どもの関わり

  

こちらは、ぷち丁稚の予行演習でいつもお世話になってる桃農家の中島さんのところにお邪魔したとき。

 

 

中島さんは、総社の桃農家。

 

化学肥料を極力使わない栽培方法で桃をつくられています。

 

その考え方や管理の仕方、選定について教わりました。

 

斜めの関係って聞いたことありますか?

 

先生と生徒、親と子どもという縦の関係でもなく、友達同士の横のつながりでもない。

 

子ども自身と親や先生以外の大人との関係を「斜めの関係」と言われています。

 

親子間では話しにくいことがあったりするし、どうしても親は普段の様子を知っているからこそ自分のフィルターでその子を見てしまいます。

 

職業体験を通じて、その子の将来の幸せや成功を願う大人が増えることは、彼らの人生を豊かにしていってくれると考えています。

 

野菜の栽培と産直市場への出荷

田畑、竹林のあるスコレーならではの取り組みです。

 

畑の中に中学部の畝をつくり、野菜の栽培を手がけています。

 

できた野菜は、給食で食べたり、地域の産直市場である「ぼっけえきて屋」さんに出荷をしていきます。

 

 

1学期は、じゃがいもを出荷。

 

野菜の袋詰め、ラベル貼り、ポップのデザイン、陳列などを実際にやってみました。

 

わずかながらも売り上げが上がりました。

 

少し時期が遅くなったけど、夏野菜の栽培にも挑戦中です。

 

野菜の生産、販売を通じて、お金の計算、売り上げや経費、利益の計算もしていきます。

 

残った利益で何をするのか?

 

それを中学生の子たちが考え、目標を持って取り組んでもらえるようにスタッフでサポートしていきます。

 

見学や体験のご利用をお待ちしています

 

今の学校は、授業をする時間が長くて体験が減っているように思います。

 

そのため、情報として頭に知識は入りますけど、それを実際に使う機会が少ないでしょう。

 

実践することで技術を身に付けたり、知恵として応用できるようになりにくいのではないでしょうか?

 

スコレーでは、何よりも体験を大切にしています。

 

中学生の新入学も募集中です。

 

見学はこちらのページから。

 

お問い合わせもお待ちしています。

 

運営しているNPO法人こうのさとの公式ラインからが、やり取りしやすいです。

 

 

電話はこちら:090-3659-3373(事務局:中村)

Emailはこちら:info@konosato.org