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2026 .09 .29

倉敷市で不登校の小中学生が通える場所は?フリースクールの選び方

倉敷市の不登校の居場所 フリースクールの選び方(記事のアイキャッチ画像)

倉敷市で、学校に行きづらい小学生・中学生が日中に通える場所は、大きく分けて3種類あります。

市の教育支援センター「倉敷ふれあい教室」、民間のフリースクール、そして放課後等デイサービスなどの福祉サービスです。

どこが合うかは、お子さんの今の状態と、何を大切にしたいかで変わります。

この記事では、倉敷市玉島でフリースクールを運営している竹林のスコレーが、それぞれの特徴と選び方をまとめます。

結論:倉敷市で通える場所は3種類

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まずは全体像です。

3つの違いを、ひと言ずつで整理します。

  • 倉敷ふれあい教室(市の教育支援センター):費用は無料。学校復帰や社会的な自立を目指す、公的な通所先
  • 民間のフリースクール:有料。学習、自然体験、探求活動など、施設ごとに特色がある
  • 福祉サービス(放課後等デイサービスなど):発達の特性に合わせた支援が中心。受給者証が必要なサービスが多い

「まず無料で相談したい」なら、ふれあい教室や学校の相談窓口から。

「学校とは違う毎日の過ごし方を探したい」なら、民間のフリースクール。

「発達の特性に合った支援を受けたい」なら、福祉サービス。

この3つは組み合わせて使うこともできます。

倉敷市に限らず、フリースクールやオルタナティブスクールを含む学校以外の選択肢は、不登校の子の「学校以外の選択肢」とは?で7つに整理しています。

倉敷市の公的な支援「倉敷ふれあい教室」

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倉敷市教育委員会が運営する、学校に行きづらい小中学生のための教室です。

利用料はかからず、申し込みは在籍している学校を通して行います。

倉敷ふれあい教室は、市内5か所にあります。

  • 倉敷教室(倉敷市阿知、くらしきシティプラザ西ビル内)
  • 水島教室(倉敷市福田町古新田、ライフパーク倉敷内)
  • 児島教室(倉敷市児島味野)
  • 玉島教室(倉敷市玉島中央町)
  • 真備教室(倉敷市真備町箭田)

外出が難しい子どものための、オンライン指導もあります。

毎月1〜2回、まだ入室していない子も参加できる「オープン活動」も開かれています。

方針は「居場所づくり」「人間関係づくり」「生活習慣づくり」「学習習慣づくり」「目標づくり」の5つ。

学校への復帰を一つの目標にしている点が、民間のフリースクールとの大きな違いです。

倉敷市の方針では、ふれあい教室への通室は、対面指導・オンライン指導ともに、在籍校の出席扱いにすることができると定められています。

最終的に判断するのは、在籍校の校長です。

詳しくは倉敷市教育委員会のページで確認できます。

民間フリースクールの特徴と費用の目安

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民間のフリースクールは、施設ごとに過ごし方も費用も大きく違います。

倉敷市内の例を挙げながら、選ぶときに見ておきたい点をまとめます。

倉敷市内にあるフリースクールや、学習支援の例です。

所在地:倉敷市昭和(倉敷駅南口から徒歩13分)
学習塾の明光義塾が運営しています。学び直しに加え、プログラミングやeスポーツにも取り組んでいます。
所在地:倉敷市西中新田
小学1年生から高校卒業まで通える、フリースクールと通信制高校です。在籍校と連携して、出席扱いにも取り組んでいます。
所在地:倉敷市東富井
放課後等デイサービスなどの福祉事業と並行して、受給者証がなくても使える「アフター/フリースクール」を運営しています。
所在地:倉敷市下津井(児島エリア)
学習塾が母体です。自分のペースで進める学習や探究教室、オンライン授業があります。
所在地:倉敷市
マンツーマン指導の家庭教師で、「不登校サポートコース」があります。通塾型の「個別教室のトライ 倉敷 天満屋校」は、倉敷駅から徒歩1分です。
竹林のスコレー
所在地:倉敷市玉島陶
里山の古民家を拠点に、農作業や動物のお世話、探求活動に取り組んでいます。

岡山市でも、倉敷市から通いやすい場所にフリースクールがあります。

所在地:岡山市南区植松(植松駅から徒歩10分)
学校復帰を目的とせず、決まった授業やテストもありません。ルールや行事は、子どもたちの話し合いで決めます。

民間フリースクールの出席扱い(2025年度から)

倉敷市では、2025年度から試行として、フリースクールなどの民間施設への通所も出席扱いにできるようになりました。

対象は、不登校の子どもの相談・指導を目的とした施設です。学習塾や療育施設は、市の方針で対象外とされています。

施設ごとの扱いは、在籍校に確認してください。

なお、この方針は倉敷市立の小中学校・特別支援学校のものです。私立や県立の学校に在籍している場合は、学校ごとの判断になります。

詳しくは倉敷市教育委員会の資料で確認できます。

費用は、月に数万円がひとつの目安です。

文部科学省の調査(2015年)では、民間の団体・施設の月額会費の平均は約3万3千円でした。

倉敷市内でも、明光フリースクール倉敷校は週1回で月20,000円から週5回で月71,500円、竹林のスコレーの月謝は月4日で19,800円から毎日プランで58,300円です(いずれも税込、入学金などは別)。

スコレーでは、このほかに在籍管理費が月1,100円かかります。

補助金については、2026年9月時点で倉敷市にはフリースクールの利用料を補助する制度はありません。

岡山市には利用料の2分の1以内(月額上限1万円)を補助する制度があります。ただし、対象は岡山市内に住んでいる子どもです。

岡山市の補助金については、こちらの記事で詳しく紹介しています。

フリースクールの費用の相場や内訳は、フリースクールの費用はいくら?で詳しくまとめています。

比較表:ふれあい教室・フリースクール・福祉サービス

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3つの違いを表にまとめました。

見学や相談の前に、どこが気になるかを整理するときに使ってください。

倉敷ふれあい教室民間フリースクール福祉サービス(放課後等デイサービスなど)
運営倉敷市教育委員会民間団体・NPOなど福祉事業所
費用無料月2万〜7万円程度(施設による)原則1割負担(所得に応じた上限あり)
申し込み在籍校を通して各施設に直接受給者証を取得して各事業所へ
主な目的学校復帰・社会的な自立居場所、学び、体験(施設ごとに異なる)発達の特性に合わせた支援
出席扱い出席扱いにできると市の方針に明記(最終的には校長の判断)2025年度から試行で対象に。保護者の申し出後、教育委員会が施設を確認し、校長が判断療育施設は市の方針で対象外。不登校の相談・指導を目的とするフリースクール部門は、民間施設として確認の対象になりうる
通う時間平日の日中平日の日中が多い放課後や休日が中心

表の「出席扱い」の行は、倉敷市教育委員会が2025年10月から試行している方針をもとにまとめています。

この資料には、ふれあい教室、フリースクールなどの民間施設、自宅でのオンライン学習など、学び方ごとに出席扱いにできるかどうかが一覧で載っています。

民間施設を利用するときの、保護者・学校・教育委員会・施設のあいだの手続きの流れも、図で確認できます。

もし、詳細を知りたい場合は、以下のリンクをご確認ください。

倉敷市教育委員会「不登校児童生徒の指導要録上の出欠の取扱い及び成績評価(試行)について」(PDF)

小学生と中学生で、選び方は変わる?

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同じフリースクールでも、小学生と中学生では大切にしたいことが少し違います。

年齢に合わせて、見学のときに確かめておきたい点を挙げます。

小学生の場合は、まず毎日の生活リズムと、安心して過ごせる居場所かどうか。

体を動かす時間や、遊び、ものづくりなどの体験がどれくらいあるかも見どころです。

中学生の場合は、学習の時間があるか、進路の相談ができるかが大きなポイントになります。

学校の外の大人と関わり、社会とつながる機会があるかどうかも、将来を考えるきっかけになります。

竹林のスコレーの中学部では、学期に1回「ぷち丁稚」という職業体験をしています。

岡山県の公立中学校の職業体験は3年間で1回ですが、スコレーでは3年間で9回。

職業のスキルを持つ地域の大人と一緒に仕事を体験し、自分の将来を考える時間です。

竹林のスコレーの場合

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竹林のスコレーは、倉敷市玉島の里山にあるフリースクールです。

倉敷市内から通う子どもたちの様子と、出席扱いの実績を紹介します。

倉敷市から通っている子は、玉島、西阿知、船穂、中島などの地域から来ています。

これまでに、倉敷市内の小中学校あわせて7校で、スコレーの利用が在籍校の出席扱いになりました。

倉敷市での出席扱いの流れは、倉敷市で不登校でも出席扱いになる仕組みとはで詳しく紹介しています。

通学には、新倉敷駅からの送迎バス(8人乗り)があります。

山陽本線で新倉敷駅に8時50分台に着く電車で、子どもたちが通っています。保護者の方の車での送迎もできます。

対象は小学1年生から中学3年生まで。開校は月曜から金曜の9時から15時(金曜は13時まで)です。

日々の活動は、子どもたちが自分で決めることを大切にしています。

宮沢賢治の詩を読んで言葉の意味を話し合い、チームであんこや燻製づくりに取り組んだ一日の様子は、こちらの記事で写真とともに紹介しています。

体育館で跳び箱や卓球に挑戦した日の様子は、こちらの記事です。

山陽新聞デジタルにも、スコレーの3年間の実践を共有する成果報告会の記事が掲載されています。

よくある質問

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倉敷市の保護者の方からよくいただく質問をまとめました。

Q. 倉敷市にフリースクールの補助金はありますか?

2026年9月時点で、倉敷市にはフリースクールの利用料を補助する制度はありません。

岡山市の補助金は、岡山市内に住んでいる子どもが対象です。倉敷市に住んでいる場合は、同じ施設に通っても対象外になります。

Q. フリースクールに通うと、学校の出席扱いになりますか?

自動的に出席扱いになるわけではありません。

保護者から在籍校に申し出ると、倉敷市教育委員会が施設に確認シートを送ったり、訪問したりして、施設の活動を確認します。

そのうえで、施設からの活動報告をもとに、最終的に校長が判断します。

倉敷市では、2025年度から試行として、民間施設への通所も出席扱いの対象になりました。

竹林のスコレーでは、倉敷市内の小中学校7校で出席扱いの実績があります。

Q. 出席扱いになると、ほかに何か変わりますか?

倉敷市の方針では、出席扱いになった子どもは、スポーツ振興センターの給付(活動中のけがなどへの給付)や、通学定期の対象になるとされています。

電車で通う場合は、通学定期が使えるかどうか、手続きを含めて在籍校に確認してください。

Q. 車がなくても通えますか?

竹林のスコレーは、新倉敷駅から送迎バスを出しています。

明光フリースクール倉敷校は倉敷駅南口から徒歩13分です。施設によって通い方が違うので、見学のときに確認してください。

Q. フリースクールに通っていても、学校に戻れますか?

戻れます。

フリースクールに通っている間も、籍は在籍校に残ったままです。学校とフリースクールを併用する子もいます。

Q. 見学だけでもできますか?

できます。

竹林のスコレーでは、毎月第1水曜日に無料の見学説明会を開いています。そのほか、月曜から木曜に個別見学(1家族3,000円)も受け付けています。

まとめ

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倉敷市で学校に行きづらい小中学生が通える場所は、倉敷ふれあい教室、民間のフリースクール、福祉サービスの3種類です。

費用、目的、通い方がそれぞれ違うので、まずはお子さんに合いそうな場所を見学してみてください。

竹林のスコレーの見学・体験は、見学ページから受け付けています。


📷 竹林のスコレーの日常は、Instagram(@chikurin_schole)でも発信しています。

子どもたちの様子とスコレーの活動、気になる方はぜひのぞいてみてください。

🏡 竹林のスコレーでは、見学・体験も随時受け付けています。

「実際の様子を見てみたい」と思った方は、ぜひ見学ページからお気軽にお問い合わせください。